グリーンプロポリスというのがあるらしい。
ブラジル産のグリーンプロポリスは、一般のプロポリスと比べてアルテピリンC(桂皮酸誘導体)量が約7500倍、バッカリン(桂皮酸誘導体)量が約2500倍、フラボノイド(ポリフェノール)量が約20~40倍含まれているという特徴を持っています。
ブラジルの気候や環境の中で生活するアフリカナイズドミツバチのパワーが沢山詰まってることが数字から分かります。
グリーンプロポリスにも種類があります!
さらに、グリーンプロポリスも6段階に分類されます。
- ①エクストラグリーンプロポリス(最高品質)
- ②ミナスグリーンプロポリス(美しい緑色)
- ③グリーンプロポリス(一般的な緑色)
- ④スモールグリーンプロポリス(やや茶褐色)
- ⑤ブラウンプロポリス(全体的に茶褐色)
- ⑥パウダータイプ(原塊ではなく粉末状)
プロポリスとはセイヨウミツバチ(グリーンプロポリスの場合はアフリカナイズドミツバチ)が自身の巣を守るために作り出す「防御壁」で、
樹脂、蜜、精油、花粉などを唾液とともに噛み続けてワックス状にした混合物です。
成分の割合は、樹脂・バルサム(55%)、ワックス(30%)、油性物質(10%)、花粉(5%)となります。
つまり、約半分が樹脂なのでプロポリスの分類を考えるには原料となっている樹木が何か?というところに着目します。
グリーンプロポリスの場合は、キク科バッカリス属のアレクリン・ド・カンポという樹木がブラジルのミナスジェライス州に広く分布していて、その樹液から作られるプロポリスが最上級品として認識されています。
グリーンプロポリスの発見者は?
発見者は日本人の寺尾貞亮さんという養蜂家の方です。
アレクリンは二次変遷地帯(ある場所の植物群落が長年月の間に次第に別の群落に変わっていった場所)に準主要植物として自生しており、
雌雄異体の潅木です。栄養素が少ない場所に適応しているので、二次代謝物質(生物の細胞成長、発生、生殖には直接的には関与していない有機化合物)の生産量が多く、高品質のプロポリスの原料となるに相応しい天然有機化合物を生成するのだと考えられます。
特に期待される効能は、免疫賦活作用、抗酸化作用、抗癌作用です。
アフリカナイズドミツバチについても少し触れておくと、特徴としては攻撃性が強く人の死亡例も確認されている程に生命力の強い種です。
アフリカミツバチとセイヨウミツバチの交雑種で、別名はキラービー、アフリカ蜂化ミツバチです。
名前は聞いたことがあるって方も多いのではないでしょうか?
2017年9月22日 カテゴリー: プロポリスとは??